以前の日経枠囲みの大機小機「年金の世代間格差試算の欺瞞」で言
い切っていましたが、年金負担と給付の倍率の世代間格差について
の試算は、「統計でうそをつく方法」の代表的な例だそうです。す
ごいですね。

ま、統計なんてそんなもんなのでいいとして、年金にしても社会保
険にしてもちょっと注意して動きを見てた方がいいかもしれません。
給与所得者は、毎月給与明細で目にする社会保険料に加えて、名目
的に雇用者側が負担してる保険料も支払っていると考えられていま
す。(つまり賃金の一部だと。)

今後、その負担額が上がると、雇用者側の負担も同時に上がると考
えられます。雇用者側がそれを負担する余力がないと、どこかに転
嫁しなければならなくなります。どこにも転嫁出来ないとなると、
これは賃下げ圧力にもなってきます。昇級分が保険料などに回され
ると考えると、上がるはずだった賃金が上がらなくなることにつな
がり、ここで転嫁が起こりうるという理屈です。

これはある意味見えませんから、気がつけば...ということにもな
るかもしれません。不動産投資のキャッシュフローと同じく、家計
のキャッシュフローが実質的にはどうなっているのかを少し考えて
みると様々なものが見えてくると思います。

「見えないものを観る。」

入ってくるものを観る、そして出ていくものを観る目を養う。これ
は不動産投資でも同じです。こういう訓練も不動産投資の学習に十
分つながりますよ。

 

 

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